もくもく学習帳

2011年生まれの息子と父の学習帳

公文はたぶん息子には向かない

ひと様のブログなんか読んでると、多いですよね、公文。低学年のうちに中学数学の範囲やってるとか、すごいなーと思います。低学年で公文やって計算の範囲を終了しておいて、4年生から塾というのがある種の王道みたいに言われることも多いですし、効果はかなりありそうです。

 

てもたぶん、息子には向かないと思います。

 

与えられた課題を作業として淡々とこなす、ということは彼には難しいと思うのです。息子はムラっ気があって極端なマイペース。興味があることには長時間集中しますが、やらされることには集中できません。それに先取りとして進めることを考えると1日5枚とかのペースでやることが多いようですが、これだと我が家的にはちょっと時間がかかりすぎるように思います。

それに、わりとちょっとしたことに引っかかるタイプなんですよね。「とりあえず疑問は置いといて、約束事として飲み込んでしまって進める」というのはたぶん向いていない。習うより慣れろ式では、意欲がわかないんじゃないかなーと思っています。ひらがなの練習にさえ時間がかかる、音読をすれば数行おきに一時停止する彼は、イメージを膨らませて咀嚼しながらでないと進んでいけないんだと思います。機械的な記号の操作にまず習熟して、後から「ああ、こういうことだったのか」と深く理解するタイプの子には合っていると思いますが、しっかり理解して納得しないと先に進みにくいタイプの子は苦しくなるんじゃないかと思います。息子はたぶん後者なので、教えていて「え、そこ引っかかる?」てことも結構あります。だけどたぶん、その「引っかかり」を大事にしてやったほうが定着するんじゃないかという予感があるんですよね。

これはたぶん計算だけじゃなくて漢字もそうだろうと予想しています。新しく習った字を10回も20回も書くよりは、意味や成り立ちや用例をよく理解させて、書く練習は数回にとどめておいて、時間を置いてからの復習を繰り返すようなやりかたのほうが向いていそうだと踏んでいます。

 

とかまあ、そんなことを考えながら、息子に合った方法を模索していきたいと思っています。当たり前だけど、子どもはみんな違うんだよなー。

 

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